FAQ（よくある質問）

Q1. ハーブティーの正しい飲み方は？

A: 基本的には熱湯を注いで数分蒸らすだけでOKです。ティーポットやマグカップにティーバッグまたは乾燥ハーブ（小さじ1〜2杯程度）を入れ、沸騰したお湯を注いだら蓋をして3〜10分ほど蒸らします（ハーブにより有効成分を引き出す適切な抽出時間がありますが、5分前後が一つの目安です）。蒸らした後、茶こしで濾すかティーバッグを取り出して飲みます。風味が濃い場合はお湯を足して薄めても構いません。妊娠中は一度に熱いものを飲むと気分が悪くなることもあるので、少し冷ましてからゆっくり飲むようにしましょう。ハチミツやレモンを加えても構いませんが、カフェインやアルコールは入れないでください。

Q2. 1日に何杯まで飲めますか？

A: ハーブティーは医薬品ではなく食品扱いですが、妊娠中は1日2～3杯程度までに留めるのが無難です。特にラズベリーリーフやフェンネルは大量に摂る必要はなく、適度な範囲で楽しみましょう。一方でネトルやローズヒップのように栄養補給が目的のハーブは、体調に合わせて毎日飲んでも問題ありません。ただしどのハーブも過剰摂取は避け、様子を見ながらにしてください。授乳中も同様に1日2～3杯が目安です。例えば朝に1杯、午後に1杯、夜に1杯といった形で分散して飲むと良いでしょう。また複数のハーブティーを組み合わせて飲む場合も合計で3杯程度に抑えてください。

Q3. ハーブティーの保存方法は？

A: 乾燥ハーブやブレンドティーの葉は直射日光と湿気を避けて保存します。開封後は密閉できる瓶や缶に入れ、冷暗所（戸棚の中など涼しく乾燥した場所）に保管しましょう。こうすることで香りや有効成分の劣化を防げます。賞味期限の目安は未開封で約半年〜1年、開封後はできれば半年以内に使い切るのがおすすめです。古くなると風味が落ちるため、香りが弱くなってきたら新しいものに替えると良いでしょう。淹れたハーブティーは出来立てが一番ですが、残った場合は蓋をして冷蔵庫に入れ、24時間以内に飲み切ってください。温め直す際は電子レンジでも構いませんが、再沸騰させると香りが飛ぶので注意しましょう。

Q4. その他飲用時の注意点はありますか？

A: 妊娠中・授乳中にハーブティーを取り入れる際は、身体の声を聞きながらにしましょう。例えば飲んだ後にお腹が張る、気分が悪いなど違和感があればすぐ中止してください。また持病や薬との相互作用が心配な場合は事前に医師に相談しましょう。幸い、ここで紹介したハーブは比較的安全なものばかりなので、適量を守ればリラックスや水分補給に役立つはずです。ノンカフェインなので就寝前でも安心ですが、利尿作用のあるハーブ（ダンデライオンやネトルなど）は夜遅くより昼間に飲む方が快適です。自分に合ったハーブティーを見つけて、マタニティライフ〜子育て期間のリフレッシュにお役立てください。